甘噛みは子犬のうちにやめさせよう
皆さんこんにちは。
子犬はかならず甘噛みをします。噛むことが本能だからです。子犬のうちは甘噛みも可愛いのですが、将来人を噛む犬になっては大変です。甘噛みを辞めさせるのは、子犬のしつけの必須項目です。人と友好的に生活ができる犬に育てましょう。
どうやってやめさせるの?
不本意なのですが、お仕置きをするのです。『甘噛みをしたら嫌なことが起きた!』と子犬に思わせましょう。何度も繰り返すことで、子犬は学習し、甘噛みをしなくなるでしょう。
でも、甘噛みをやめさせるしつけは、子犬にストレスをかけることにもなるので、短期間でしっかりとしつけを行いましょう。
どんなお仕置きをするの?
子犬が甘噛みをしたら、下記の三つを試してみてください。あなたの子犬に有効なお仕置きで、甘噛みをやめさせるしつけにチャレンジしてください。
マズルコントロール
犬の鼻から口の部分を(マズル)と呼びます。マズルは敏感な場所なので、犬は触られるのをいやがります。
子犬が甘噛みをしたら、マズルの部分を手で押さえつけます。子犬は小さいので片手でも握れますが、両手で押さえつけたほうが効果的です。
その際、『だめ!』『いけない!』など、叱る言葉を決めておいてください。動作と言葉の両方で学習させましょう。
口の中に指を入れる
甘噛みをしたら、すぐに子犬の口をあけて、指を喉までつっこみます。かわいそうですが、甘噛みをしたらいやなことが起きると学習させるためです。子犬も苦しいので、素早く短く行動してください。『だめ!』と言葉もかけましょう。
ひっくり返しておさえる
仰向けにして押さえつけましょう。犬はお腹を見せることをいやがります。前足を持って押さえつけてください。ここでも叱る言葉をかけましょう。
お仕置きなんてかわいそう…
これは人と犬が、楽しく生活するためのしつけなのです。子犬のうちに、人を噛んではいけないと教えなければ、犬と生活すること自体が困難になるでしょう。
私が小太郎のしつけをしてきて思ったのは、しつけは犬を抑えつけるためのものではないということです。きちんとしつけられた犬は、人から愛されるのです。適切なしつけをして、誰からも愛される犬に育ててあげましょう。
小太郎はなかなか甘噛みをやめられなかった…
小太郎が子犬の頃、お仕置きをしてもなかなか甘噛みをやめませんでした。小太郎は強情な面があり、お仕置きをしても効きませんでした。
どうしようかと困り果てているときに、ふと思ったのです。
『痛い!』って言ったらどうなんだろう?私は早速言ってみました。弱々しく、悲しそうなお芝居までして!
その結果は…
絶大な効き目でした!小太郎はびっくりした顔をして、『痛いの⁉』っていう顔をしたのです。それを2,3度繰り返したら、ぴたりと甘噛みをしなくなりました。驚いたけれど、言葉や表情が通じたんだと思います。
でも、このやり方はあまりお勧めはできません。
なぜなら、犬が自分より飼い主のほうが、弱い存在だと思ってしまう可能性があるからです。飼い主は常に上位の存在でいなければいけません。
まとめ
甘噛みをやめさせるには愛情をもってお仕置きする!
子犬のストレスになるので最短でしつけをしよう!
甘嚙みをやめさせて、愛される犬に育てよう!
甘噛みをやめさせるしつけは大事です。人に牙を向ける成犬にならないよう、子犬のうちにしつけてください。
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