ハウスは安心できる場所!
まずはじめに、ハウスは犬を閉じ込めておく場所ではありません。ハウスは犬が安心して入っていられる部屋なのです。ハウスのしつけは、犬のためでもあるのです。子犬が来て、1週間くらいしたら教えていきましょう。
ハウスを上手にしつけるポイントは、ハウスが嫌な場所にならないことです。だから、犬がハウスに入っているときは、絶対に叱ってはいけません!褒めてあげましょう。褒められると嬉しいと思う、犬の習性を利用するのです!子犬のしつけは褒めてしつけるが基本です。
最初はエサやオモチャを使って誘導します。『ハウスに入るといいことがある!』と思わせるのです。初めのうちは扉を閉めずに練習します。自由に出入りさせて、警戒心を抱かせないようにします。
ハウスの大きさですが、最初から成犬用でもいいと思います。実際、小太郎は最初から中型犬の、成犬用のハウスを使いました。子犬はすぐに大きくなるので問題ないと思います。
では、実際の手順です。
オヤツで釣る
ドッグフードをオヤツに使います。ハウスの前でオヤツの匂いをかがせます。扉は開けっぱなしにしておきます。
中に入ったら『ハウス!』
ハウスの奥にオヤツをおいて『ハウス!』と声をかけます。子犬はハウスの中に入ってオヤツを食べるでしょう。警戒して奥に行かないときは、最初に手前にオヤツを置き、徐々に奥へ誘導します。
出てきたら褒める!
オヤツを食べたら子犬がハウスから出てきます。声をかけて褒めてあげましょう!そこでご褒美にオヤツを上げるのもいいです。ここまでを2,3回続けて行い、1日に4,5回やりましょう。できたらそのたびに褒めるのがポイントです。
オヤツ無しでもやってみる!
1週間ほど続けると、『ハウス』の声だけで中に入っていくようになります。ここまでできるようになったら、子犬がハウスに入ったら扉をそっと閉めてみましょう。押せば開くようにしておいて子犬が出てくるのを待ちます。
扉を閉めても閉じ込めない!
扉を開けて出てきたら、撫でて褒めてあげましょう。子犬は褒められるのが嬉しくて、『ハウスに入ると良いことがある!』と思うでしょう。一日に何回か続けて行ってください。子犬のうちは扉を閉めて、閉じ込めるようなことは避けた方がいいです。警戒心を持つと、子犬はハウスに入らなくなります。
我が家の小太郎は、10日くらいでハウスを覚えてくれました。子犬がもそもそと、ハウスに入っていく姿は、とっても可愛いですよ!小太郎がハウスに入るたびに、にやけてしまったことが思い出されます。
ハウスのしつけは大事な基本になります。ぜひチャレンジしてください。
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