留守番はかわいそう?
皆さんこんにちは。
犬をひとりで留守番させるのは、かわいそうだと思いますか?長時間の独りぼっちは確かに問題かもしれませんが、ちゃんと留守番ができるようにならなければ、犬は幸せにはなれません。
飼い主を安心して待っていられる犬にしつけましょう。留守番のしつけは、子犬のうちから始めます。でも、いきなり留守番はかわいそうなので、少しづつ慣らしていきましょう。
どこで留守番させる?
室内放し飼いで留守番させるのは危険です。サークルに入れて留守番させることをお勧めします。
家の中には、犬にとって危険なものがいっぱいあります。電気のコードを齧ると、感電をする恐れがあります。家具などを齧って、誤飲の危険も有ります。一緒にいれば防げることも、留守番中は防げません。
犬にとって、サークルの中が一番安全なのです。かわいそうと思っても、サークルに入れて留守番させましょう。ちゃんとしつければ、犬はサークルが安全で安心できる場所だと理解します。できるだけ大きなサークルの設置もお勧めします。
我が家のサークルは、180×130、高さ80センチです。小太郎の為に、大きなものを買いました。
また、寒い季節は暖房器具にも気を付けなければいけません。お留守番が多い家庭は、石油ストーブやガスストーブよりも、セラミックヒーターやファンヒーターがより安全に使用できると思います。火災や火傷のリスクが軽減されます。
加湿器や空気清浄機を設置しておくとより安心です。
留守番の練習をしましょう
上手に留守番させるには、普段からサークルを使うことが基本になります。留守番のときだけサークルに入れると、犬がサークルを嫌いになってしまいます。子犬のうちにサークルのしつけもしておきましょう。
いきなり長時間の留守番はさせず、手順を追って留守番の練習をしていきます。
出掛けるふりをしてすぐに帰ってくる
黙って部屋を出ていき、すぐ戻ってくるを何回か繰り返します。子犬は飼い主がいなくなっても、すぐに帰ってくると学習します。最初は2,3分から始めて、5分10分と少しづつ時間をのばしていきましょう。
大事なのは子犬を興奮させないこと。出かける時も帰ってくる時も無言のほうがいいです。
ある程度慣れたらいよいよ留守番です
いよいよ本番の留守番にチャレンジです。ポイントは、あくまでもさりげなく出かけて、さりげなく帰ってくることです。行ってきますや、ただいまも言わないほうがいいです。犬を褒めることも控えましょう。
留守番が大変なことではなく、普通のことだと思わせるのです。待っていれば帰ってくると分かれば、犬は大人しく留守番ができるようになります。
最初は短い時間から始めたほうが、子犬の負担も少ないでしょう。
テレビやラジオをつけておく
犬は普段の生活音で安心するので、テレビやラジオをつけておくのも留守番のコツです。オモチャやオヤツを仕込んだコングを与えて、気を逸らして出掛けるのもお勧めです。
サークルを使えば留守中のいたずら防止にもなる
家の中での放し飼いの留守番は、留守中のいたずらを引き起こすことにもなります。家に帰ったら、ソファーや家具がかじられて酷いことに鳴ってた!なんてよく聞く話です。いたずらでいろいろなものをかじるのは、大変危険です。誤飲や思わぬ事故につながります。
サークルの中は、犬にとって安全な場所なのです。いたずらをして怒られることもないし、危険なものも無いのです。閉じ込めてかわいそうという人がいますが、それは違います。サークルの中は、安全で安心な場所なのです。
適切な子犬のしつけをとすると、犬もそれを理解し、落ち着いて留守番ができるようになるでしょう。
留守番のときだけではなく、普段からサークルに入る習慣をつけて、子犬にサークルの中が安心できる場所だと理解させましょう。
まとめ
飼い主をちゃんと待てる犬の方が幸せです!
安全なサークルの中での留守番がベスト!
少しづつ留守の時間をのばす練習から始めて!
いたずら防止や安心安全のためにもサークルに慣れさせて!
犬にもひとりの時間は必要です。大人しく飼い主を待っていられるようにしつけましょう。ちゃんと留守番ができたら、スキンシップやご褒美も忘れないでください。
コメント